グランプリ
- ■受賞作品
- ■作品タイトル
- 「耕す」
- ■受賞者
- 喜久川 琉風 さん
沖縄県立浦添工業高等学校 2年 - ■撮影場所
- 伊計島の葉タバコ畑
- ■作品説明
- 葉タバコ畑でトラクターに乗るお母さん。
男仕事のイメージが強い畑で紅一点で頑張るお母さんの姿は働いているだれよりもかっこよく見えました。
総評(審査員からのコメント)
沖縄県立芸術大学 デザイン専攻 准教授
専門分野/映像デザイン仲本 賢 さん
農作業で働く女性の姿が目を惹く作品です。撮りたい被写体をきちんと収め、見てる者をわかりやすく誘導してくれるとても良い作品ですね。
有限会社 かかず純 マーケットデザイン社 代表取締役
嘉数 純 さん
畑での農作業を撮る場合、引きで撮影する作品が多いですが、それだと表情も撮りにくくなります。そのバランスを上手く考えた作品だと感じました。
アップルフォトスタジオ 代表者
一級写真技能士
沖縄県写真協会会員
根間 芳和 さん
トラクターの運転は男性という先入観があったので、女性が運転している姿に意外性を感じました。働く女性の姿は職業問わず美しいと感じますね。
準グランプリ
- ■受賞作品
- ■作品タイトル
- 「一秒でも速く」
- ■受賞者
- 玉那覇 海月 さん
沖縄県立知念高等学校 1年 - ■撮影場所
- 那覇市消防局中央消防署神原分署
- ■作品説明
- 消防署に行き、撮影の許可を頂くと、防火服に着替えてもらうことができ、普段は見る事のない瞬間に立ち会えることが出来ました。
力強く、真剣に働く姿に惹かれシャッターを切りました。
話している時のとても優しくて陽気な雰囲気とは違い、とても分厚い防火服を着て、汗をかきなが ら俊敏に働く姿は、一つひとつの行動にキレがあり、とてもかっこよかったです。
総評(審査員からのコメント)
沖縄県立芸術大学 デザイン専攻 准教授
専門分野/映像デザイン仲本 賢 さん
見る人の目を惹きつける作品で、どんな仕事か一目で分かり、何より消防士さんがかっこいいですね。 「働く」をテーマにしたコンテストにピッタリな作品と言えるでしょう。
有限会社 かかず純 マーケットデザイン社 代表取締役
嘉数 純 さん
位置で被写体の身体全体を入れて、躍動感のある作品になっています。 写真広告としても十分存在感のある作品だと思いますね。
アップルフォトスタジオ 代表者
一級写真技能士
沖縄県写真協会会員
根間 芳和 さん
赤背景の中央に被写体を入れる構図はとても良く、消防士さんの真剣な表情もしっかり撮れています。 訓練中でも気を抜くことはないという消防士さんの気持ちが伝わってきますね。
優秀賞
- ■受賞作品
- ■作品タイトル
- 「笑顔も泡立つ」
- ■受賞者
- 新川 にこり さん
沖縄県立知念高等学校 1年 - ■撮影場所
- うちなー茶屋&ギャラリー ぶくぶく
- ■作品説明
- 琉球王朝時代、沖縄で生まれたお茶「ぶくぶく茶」。
福福茶とも呼ばれ、お祝いの席で飲まれた伝統茶でもあります。お店のお兄さんが心を込めて、茶筅で泡立ててくれるぶくぶく茶は、飲めば自然と笑顔が溢れる優しさの詰まった味でした。
また是非飲みに行きたいです。
総評(審査員からのコメント)
沖縄県立芸術大学 デザイン専攻 准教授
専門分野/映像デザイン仲本 賢 さん
かりゆしウェアを着て沖縄らしさを前面に出した店内で伝統のぶくぶく茶を提供している。 店員さんの「沖縄を楽しんでもらいたい」という気持ちがこの作品から伝わって来ますね。
有限会社 かかず純 マーケットデザイン社 代表取締役
嘉数 純 さん
マスクをしていても目から店員さんの笑顔が伝わってくる良い作品だと思います。マスク着用が当たり前になっている今、撮影する側も被写体の表情を撮りづらいと思いますが、笑顔の瞬間を逃さずに撮影できていると思います。
アップルフォトスタジオ 代表者
一級写真技能士
沖縄県写真協会会員
根間 芳和 さん
まず「笑顔も泡立つ」という画題がとても良いですね。背景はいかにもカフェな感じですが、そこで出す沖縄伝統の「ぶくぶく茶」にとても興味が引かれます。一度足を運んでみたくなりました。
優秀賞
- ■受賞作品
- ■作品タイトル
- 「黙々と」
- ■受賞者
- 大城 聖南 さん
沖縄県立浦添工業高等学校 3年 - ■撮影場所
- 一麦食品
- ■作品説明
- 朝、通学路にあるうなぎ弁当のお店でうなぎを切る店主さんを撮影しました。
生簀から取ったばかりの生きたうなぎを切る姿はとても迫力がありました。
総評(審査員からのコメント)
沖縄県立芸術大学 デザイン専攻 准教授
専門分野/映像デザイン仲本 賢 さん
奥が暗い店内で白い服を着た白髪の店主さんが黙々と包丁を扱う姿に「神々しさ」を感じました。見せたいものは何かをきちんと表現できている作品だと感じました。
有限会社 かかず純 マーケットデザイン社 代表取締役
嘉数 純 さん
黒背景で白髪の職人という構図が素晴らしいですね。光の当たり具合も良く、見せたいものをどう見せるかを意識して撮影していると思います。
アップルフォトスタジオ 代表者
一級写真技能士
沖縄県写真協会会員
根間 芳和 さん
捌かれている鰻と力強い手で包丁を滑らせる店主。黙々とそれをこなしているのはそれを長年続けてきたからこその沈黙。その空気感が伝わる作品ですね。
特別賞
- ■受賞作品
- ■作品タイトル
- 「店主の、熱い眼差し」
- ■受賞者
- 新城 尚花 さん
沖縄県立読谷高等学校 3年 - ■撮影場所
- 仙琉院本舗中央通り店
- ■作品説明
- 市場中央通りの仙琉院本舗という店で撮りました。 店主から店の説明を聞いていると、自分たちが販売しているものに対しての自信があって、情熱が伝わりました。
総評(審査員からのコメント)
有限会社 かかず純 マーケットデザイン社 代表取締役
嘉数 純 さん
観光客の訪れる沖縄の市場中央通りで、マスクをつけての接客販売という今年の世相を切り取ったとても良い写真だと思います。大変な時期を乗り越えようとする店主の気持ちが伝わってきます。
学校賞
- ■受賞作品
- ■作品タイトル
- 「うちらの仲宗根先生」
- ■受賞者
- 桑江 美於 さん
沖縄県立具志川商業高等学校 2年 - ■撮影場所
- 沖縄県立具志川商業高等学校
- ■作品説明
- 携帯を使った学習で分からないところがあった生徒に、分かりやすく教えていた私たちの優しい先生を撮りました。
総評(審査員からのコメント)
沖縄県立芸術大学 デザイン専攻 准教授
専門分野/映像デザイン仲本 賢 さん
コロナ禍でもなんとか授業を行えるように務めた先生方は試行錯誤の連続だったと思います。そのがんばりを生徒の皆さんはちゃんと感じ取り、慕ってくれている。そんな思いが伝わる作品だと感じました。
ジェイウォーム賞
- ■受賞作品
- ■作品タイトル
- 「第二の人生」
- ■受賞者
- 嵩原 颯泰 さん
沖縄県立豊見城高等学校 2年 - ■撮影場所
- ローソン那覇識名一丁目店
- ■作品説明
- 数年前に会社を定年退職した私のおばあちゃん。退職後も働きたいみたいで、ローソンで働いています。 掃除したり補充したり、ずっと動いてまだまだ元気です。「働く」ことは楽しいんだなと思えました。
総評(審査員からのコメント)
ジェイウォームスタッフ
定年退職しても働きたいからまだまだ働く。笑顔で働くその姿をお孫さんが写真に収める。説明文を読むだけでとても心が暖かくなるシチュエーションですね。