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就職なんでもQ&A バックナンバー
-vol.114
刺青が就職に影響するか( 守口(29歳) )
- Q 移住してきたんですが、右腕の手首までタトゥー(入れ墨)が入っているため仕事が見つかりません。入れ墨が入っている以上仕事はみつからないですか?半袖を着る仕事でなければ隠す事もできますが面接で正直に話せば採用は無理だと思います。黙っていて後々バレタ時の事を考えるとちゃんと伝えた上で採用してもらえればとおもうのですが。どうしたらいいと思いますか?
- A ファッションとしてのタトゥーは最近認知を得つつありますが、業種によってはまだまだ採用の段階で厳しいものがあるようです。採用を躊躇する理由としては、極端な自己主張をしないか、積極的に周囲になじもうとしないのではないか、荒っぽくないか等を心配してのことだと考えられます。これは、採用に当たっての人物評価が、「素直」、「積極的」、「協調性」、「コミュニケーション力」、「責任感」といったことに重きを置くからです。タトゥーは、それらを打ち消すイメージとして捉えられているのではないでしょうか。ならば、打消しの打ち消しをやればいいということになります。「素直」、「積極的」、「協調性」、「コミュニケーション力」、「責任感」があることを、職務経歴書や面接で示すことです。
・何故この仕事がしたいのか。
・どういう能力があるか。
・どういう心構えでいるか。
採用側の知りたいのはこの三つです。この三つに答えることです。
守口さんが書いているように、タトゥーのことも含めてちゃんと伝えきることです。タトゥーの有る無しに関わらず、面接では常にこのことが問われているのです。面接の時間では時間が少なく説明できないようであれば、守口さんの思いを文章にして持って行くことです。まず、相手に聞いてもらう、分かってもらうことが大切です。
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