沖縄 20~30代就職・転職

-vol.99
税理士をサポートする仕事に就きたい( ユリ(31歳) )

Q. 税理士をサポートする仕事に就きたいと思ってますが何か資格は必要ですか。今から目指すのは大丈夫でしょうか。コールスタッフと販売職の経験があります。 
A 「税理士をサポートする仕事」として考えられるのは、税理士事務所職員が一般的だと思います。税理士及び税理士事務所の仕事は、企業及び個人の納税に関する税務申告が主です。最近では、経理事務の代行、経営コンサルティングの比重が大きくなってきています。    
 税理士事務所で働く人たちは、「税理士を目指している人」と「簿記の資格を活かした仕事がしたい人」がほとんどです。ですから、「簿記の資格」は必要と考えた方がいいでしょう。簿記の資格がなくても、同等のスキルはあった方がいいでしょう。経理事務の経験者が採用されるケースがあります。もちろん、事務所によって、また仕事内容によって、求職者に求める資格やスキルは違ってきます。
 税理士事務所の仕事に関する情報を集めてください。仕事に関する理解を深めます。それに基づいて、ユリさんなら何ができるかを検討します。これまでの仕事の経験の何が活かせそうかを見つけるのです。足りないのがあれば、どのようにして身に付けるかを考えます。
 相談先を増やすことも仕事への近道です。
 ハローワークの窓口では、税理士事務所の求人が来ているか、経理事務に必要な講習等はないかを相談します。
 求人紙等で税理士事務所の募集があれば、仕事内容や資格、待遇等をチェックしてください。応募できるのであれば、面接を受けます。面接では、仕事内容や求められるスキルをよりリアルにきくことができます。具体的な情報を集めることによって仕事の中身が見えてくれば、今から目指すべきかどうかの判断もできるようになっていきます。