-vol.84
圧迫面接にどう対応したらよいか( 40歳 )
- Q. 経理事務13年の経験があります。事務の募集があり面接に行きました。そこで今までの職歴、仕事内容を話してたら、面接官に「たいした仕事もしてなかったんですね」って言われました。私は前の職場では主任の経験もあり、給与もそれなり以上に頂いてました。とても失礼だと思いました。母子家庭だと求職は難しいのでしょうか?
- A 面接官の発言ですが、「圧迫面接」の一種かとも思えます。予想外の意地悪な質問をして、相手の反応を見るというやり方です。圧迫面接に対する対処法まで指導している本や面接指導も最近はあります。
応募者を馬鹿にしたりしているわけではありませんので、カチンと来たようですが、気にしないことです。今度この手の「意地悪質問」がきたら、うまいこと切り替えしてください。
「はい、御社がたいした会社じゃないと聞いていたものでキャリアを少し抑えて書きました。私のキャリアを見てビビル面接官が多かったもので」これは言いすぎですね。ただ、これくらいは言いたい気分ではないでしょうか。
「前の職場が女性の評価をしっかりとしてくれて、活躍の場を与えてくれる職場なら良かったのですが、そこまではいきませんでしたね。今のお言葉をお聞きして、実は嬉しかったです。仕事を能力本位で見てくれる会社があるのだと。御社に応募してよかったと今思っています。是非、私の仕事ぶりを見ていただきたく思います。」はどうでしょうか。
圧迫面接もあるのだと、想定するに越したことはありません。
育児中の求職活動はハードルが高いという話をよく聞きます。しかし、多くの先輩方がそれを乗り越えて頑張っています。また、そういうお母さん方が責任感のあるいい仕事をしてくれるという経営者の声も聞いたことがあります。頑張ってください。