沖縄 20~30代就職・転職

-vol.75
再就職が出来ず焦っているという悩み( 政夫(仮名)39歳 )

Q. 三年半勤めた食品工場を八月いっぱいでやめたのですが、まだ仕事に就いてません。 パソコン教室にも行きました。先週面接いった場所はまだ連絡無し。どうしたら前に進むんでしょうか。 
A 39歳の転職は、通常キャリアアップを図ることです。今までの仕事で実績や経験が評価されたりしたことの上に職種を考えます。未経験のスタートからだと、給与の面でかなりのダウンが予想されるからです。
 3年半の食品工場の経験を職務経歴書にまとめてみてください。担当した部署、経験したこと、評価されたこと、仕事で身に付いたこと、資格等を整理します。そこから、応用できそうな仕事へと職種の範囲を広げていきます。「未経験」と「活かせる経験がある」とでは、まったく違います。経験を強味にしてください。食品工場の前の仕事についても職務経歴書に書いてください。
 面接は、マナー、声の出し方、受け答えが余裕で出来るように練習してください。練習で上達するのが面接です。明るい、ハキハキ、キビキビした印象は大切です。39歳の人を採用するとき、企業は仕事というものをよく理解している人というのを前提に面接してきます。
 求人紙をよく読んで、会社や仕事の情報を集めてください。仕事の中身が見えてきます。どんな人を求めているのか。自分の経験と能力がどう活かせるか。自分の強味は他にないか。どうすればうまく伝わるかを意識して面接に活かすことです。
 職安では職務経歴書の書き方や面接の受け方のセミナーをよくやります。問い合わせて参加してみてください。
 求職活動は大変でしょうが、大変さの中から学ぶものがたくさんあります。そしてこれらは次の仕事にきっと役に立つことですので、焦らずにがんばってください。