沖縄 20~30代就職・転職

-vol.206
自衛隊の道を諦めて転職したい( 匿名希望 18歳 男性 )

Q. 家庭の事情で高校から自衛隊の学校に通い、今も自衛隊の専門分野を学んでいます。将来を考えたとき転勤が多いこの職では先が見えないと感じ、転職を考えていますが、学歴が高卒になることや勉強が心配です。就職活動を教えてくださる人(学校でいう先生など)もいないので困っています。専門学校に入り直すお金もないです。体力には自信があります。どうすればいいか、アドバイスお願いします。 
A  仕事は人生そのものだという人もいます。ですから、18歳のあなたが将来の仕事を考えるのは、とても意味があることだと思います。これまでも、そしてこれからも、あなたの人生はあなただけのものです!だから、自分が本当にやりたいことを見つけることが大切です。
 就職ガイダンスでは「自己発見」からスタートします。何をしているときの自分が好きか?得意なことは?何に価値観を置くかを分析し「就きたい仕事」を決めます。適職診断も行われます。
 普通、仕事は「何をしたいか」と「何ができるか」で選びますが、若いときは「何をしたいか」を優先させた方が上手くいくようです。好きなこと、やりたいことは長続きしますし、能力は後からついてくるものが多いからです。やりたいことをしないと後悔が多くなり、離職の原因にもなりかねません。やりたい仕事を見つけるには、多くの仕事を調べます。何をする仕事か?待遇は?将来性は?どういう人が頑張っているか?これらは仕事発見や若者の就職を応援をする施設「キャリアセンター」やハローワークで詳しく教えてもらえます。
 本当にやりたい仕事(目標)が決まったら、後は、やるべきことを洗い出して実行するだけです。就職までの方法も前述の施設で教えてもらえます。技能が必要なら技能訓練を受け、専門学校へ行きたいのなら、お金を貯める。多少遠回りしても、お金や時間がかかっても、目標達成に向かって集中し、努力・工夫することが重要です。
 同僚・先輩方と話し、仕事のやりがい・夢を語り合うのも大切です。周りの意見やアドバイスは参考になります。やりたい仕事を見つけ、それに必要な能力を身に付けることが、就職活動なのです。とても単純ですが、あきらめずにやるべきことをやり続ける以外にありません。
 さらに上に行くために何ができるか、何が必要かを考えることで、きっと道は開けます。仕事探しは夢への一歩です。頑張ってください!