沖縄 20~30代就職・転職

-vol.189
ブランクがあり次の仕事が決まらない( 匿名希望 33歳 女性 )

Q. なかなか仕事が決まりません。ブランクがある不安と、前職の待遇が良かったので、次も同じような条件を求めているかもしれません。
 初めて「これをやってみたい」と思えた前職の契約社員では、時給や待遇・職場の雰囲気も良く、とても充実していました。長く勤めたかったのですが、体調不良で体力的にもきつくなり、退職しました。家族の入院や介護で仕事からしばらく離れた後、派遣で短期の仕事を経験し、再度就活を始め半年が経ちます。
 職場環境も自分自身で関係を築くべきと思うのですが…。自分がやりたいと思える仕事・頑張れる仕事が見つかるまで待つか、ある程度の条件で妥協して、やりがいを見つけるか…色々と考えすぎなんでしょうか? 
A  体調不良やご家族の介護等、大変でしたね。休んだり、家族の役に立つことが必要な時期だったのかもしれません。
 さて、再度の就職活動ですが、前職と同じような仕事から探すことは問題ありません。そのほうが上手くいきます。就職活動は、これまでやってきた仕事を整理し、能力や特技・強味を相手に伝えることが大切なのです。
(1)職務経歴書を作成してください。
仕事での実績・身についたことを箇条書きにし、資格があれば書きます。仕事に取り組むときの姿勢・志望動機も伝えます。職務経歴書は「何が出来るか」「どういう心構えで仕事に取り組んでいるか」を伝える武器なのです。完成したら、あなたの強味がしっかり伝わっているかをチェックしてください。何度でも書き換えれるようにパソコンで作成した方がいいです。
(2)面接の練習をしてください。
面接は練習と場数でいくらでも上達します。ハローワークのセミナーへの参加もお勧めです。家族・友人を相手にする他に、鏡も相手に練習します。企業が面接で重視するのはコミュニケーションです。服装、マナー、テキパキとした受け答えで、あなたを印象付けてください。
(3)情報を集めてください。
あなたが応募する仕事・会社のこと、業界のことに日頃から関心を持って下さい。
(4)仕事の幅を広げて考えることも大切です。前職と同じような仕事・環境・待遇の情報も集めます。職務経歴書で書いたあなたの「強味」を活かせる仕事は、他にもあるはずです。前向きの妥協なら道が開けることもありますよ。
 慎重なのはいいことですが、考えているだけではなく、行動することも必要です。動くことで、多くの情報が入ってくるからです。
 就職活動は大変なことも多いですが、その中でやりきったことは就職したあなたが働くときにきっと役立つものです。頑張ってください!