沖縄 20~30代就職・転職

-vol.169
派遣の仕事を失業しどうしたらよいか分からない( Mさん 30代 男性 職歴/派遣社員 15年 )

Q. 派遣会社を解雇され、今は嫁の実家(沖縄)で居候させてもらいながら仕事を探しているのですが、今迄、製造の派遣をしていたので、次の仕事は何をすればいいのか解らず、日々悩んでいます。
沖縄で骨を埋める覚悟でいるんですが、歳が歳だけにと思い、自分に合う仕事が解らず悩んでいます。 
A 日本の製造業の状況は目を覆うものがあります。そのしわ寄せが真っ先に労働者に来ているのには憤りを感じます。派遣社員のMさんにとっても、突然のことだったと心中お察しします。
さて、まずMさんがやることは、ハローワークで失業給付の手続きをし、給付の内容について詳しい情報を入手することです。期間や支給額等は大事です。
それから、窓口でどのような支援があるのかを確認します。職業訓練についても確認してください。就職支援のセミナーも受講してください。具体的にやることが見えてくることで、悩みは減っていくものです。あるいは、セミナー参加者同士の情報交換は悩みを少なくさせてくれるものです。
本来仕事は、「何がしたいか」「何が出来るか」で選ぶものですが、状況が厳しい今は「どのような仕事があるか」が鍵になります。Mさんの条件に合うものがあるのか。ない場合は沖縄以外も視野に入れて探すのか、条件を下げて探すかになります。
就職活動でしてほしいことに「職務経歴書」の作成があります。これまでのMさんの仕事をしっかりと整理します。職務経歴書の作成を通じて、何をすればいいのかが見えてきます。今までやってきたことを振り返ることは、Mさんの自信につながっていきます。
職務経歴書を添えた履歴書は、応募の際に威力を発揮します。Mさんがどういう人で、どういう仕事が出来るのかを会社側に伝える武器だからです。
仕事は合う合わないでなく。好きになれるかが大事です。好きになれば合わせることが出来ますから。
仕事の数が半分しかないのであれば、人の倍就職活動することです。仕事の情報をたくさん集めてください。情報の量に比例してチャンスは出てくるものです。頑張ってください!