-vol.152
51歳での転職活動がうまくいかない( 50代 男性 職歴/自動車部品製造業 )
- Q. 51歳になりますが、就職活動を行っても「高齢者」という理由で断られてしまいなかなか職が見つかりません。
- A 50代で高齢者扱いは嫌ですよね。年令制限は法律で出来ないことになっていますが、雇用の現場では年令が上に行くにしたがって仕事が減っていくのが現状です。
仕事探しは、自分の強味を思い切り打ち出すことです。若者にはない経験をアピールしてください。そのために「職務経歴書」があります。これまでの仕事を通して身に付けたこと、得意なことを全て書き上げてください。
仕事に取り組む意気込みや姿勢、勤務態度の真面目さなどを企業は求職者に期待します。そして、そういう若者が少ないとの不満をよく聞きます。50代の求職者がそこをアピールするのは強味になります。
職務経歴書の書き方、面接の受け方はハローワークでセミナー等をやっていますので、受講してみてください。履歴書や職務経歴書がしっかり書けているか、面接の受け答えはちゃんと出来ているかも採用のポイントです。これらはセミナーや場数でうまくなっていくものです。
不採用が続くと落ち込みますが、そんなもんかと良い意味で開き直ることも大切です。若者の半分、10分の1しか仕事がないのであれば、若者の2倍、10倍面接を受け、就職活動をすることです。
相談する所も増やしてください。市町村の就職相談窓口でも仕事の検索や相談が出来ます。
今は仕事を探すのが仕事と心得て、粘り強く前向きに動く時期です。そして、この活動はきっと後で役に立つことを信じてください。動いた分だけ情報が入ってきます。前向きにやっていれば、、面接も上達します。
厳しい雇用環境ですが、頑張ってください。