沖縄 20~30代就職・転職

-vol.105
望む仕事に就けない場合はどうしたらよいか( 男性・29歳 )

Q. あれこれ仕事をしながら警察官を目指していたのですが、今年の試験も落選。途方に暮れています。別の道を考えているのですが、警察官以外に希望する職種は特にありません。自分が何に適しているのかも分かりません。どうしたらいいですか? 
A 望む職業に就くことができずに方向変換が必要な場合があります。適職を探す方法としては、「自己分析」と「適性検査」があります。ハローワークやキャリアセンターで、やり方を指導してくれるはずです。WEBや書籍も参考にしてください。
 自己分析は何をしているときの自分が好きか、自分は何に価値観を置いているかを知ることから適職を探す方法です。あなたが警察官を目指し、それ以外に希望の職種がなかったというのは、あなたの価値観がその仕事を求めていたのかも知れません。正義、平和、治安といったキーワードが出てくるとすれば、それに近い職種へと幅を広げてみます。
 適性検査は、能力の適性に合致したものを選ぶ方法です。人の能力と職種が求める能力(職種の特性)が一致すれば、水を得た魚のように仕事が楽しくなります。
 「何でもいい」という選択方法もあります。乱暴なやり方ですが、偶然に出会った仕事に自分なりに取り組んでみます。仕事が求めているものを研究し、こだわり、効率のいい、感動的なやり方を実行してみます。一言で言えば、その仕事を極めるということです。仕事はそれぞれに奥が深く、色んなものとつながっています。やればやるほど、ゴールはなく、楽しいものです。もちろん、苦しさも辛抱も仕事は要求してきます。仕事は出会いです。これまであなたがやってきた仕事は、あなたという人物の職業的なキャリアを形作っているはずです。上記を参考に動いてみてください。動きに比例して情報は入ってくるはずです。