沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声!
仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。
「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。

もし、私が社長ならこんな会社に

「仕事のやりがい」って一口に言っても優先度は人それぞれですよね。
自分の仕事がどう社会に貢献しているのかを「やりがい」に当てはめる人もいれば、ワークライフバランスを重視してプライベートを充実させることを優先する人もいるでしょう。
はたまたハードワークよろしく、歩合でガンガン稼ぎたいだろう人もいるでしょうから、「やりがい」というのは結構主観的な話になってしまうと思います。

というわけで今回は「私が社長になったら、こういう制度の会社を作りたい!」という角度で書かせてもらおうと思います。

その①「仕事内容の50%くらい自由裁量」

自分で立ち上げたい事業があるので独立します!という人もいるでしょう。ただ新規立ち上げの不安もあるはずです。
弊社(脳内起業)では希望者がいれば、会社としてやって欲しい業務を50%・社内ベンチャー事業を50%で割り振ります。

その分、基本給は50%になりますが、社内起業に関するランニングコスト・イニシャルコスト等のバックアップをしますし、新規事業の利益は半々で分けます。確実に自社事業で利益を生み出すことで、新しいチャレンジを全員でサポートするという、めちゃくちゃ爽やかなシステムです!
いや、自分の事業を100%でやりたいですという場合は笑顔で送り出します。私は非常に素晴らしい社長です(脳内起業)

その②「オンシーズン・オフシーズン制の導入」

これは僕がずっと憧れている働き方です!例えば年間120日の休日が付与されている場合、どこに休みを持って来ても良いですよという制度です。
基本は週休1日で良いから、一気に2か月くらいオフシーズン取りますねみたいな。属人的な働き方を解消できれば実現できるはずです。

なんならリモート・ワーケーションも推奨しますので、冬はケニア・夏はアイスランドで仕事もOKです。

その③「社会貢献休暇の導入」

例えば株式会社の使命は、利益を上げて配当を株主に分配することですが、法人はいかに社会貢献できるかも大きなポイントだと思います。
それを従業員がダイレクトにしてくれるんだったら、諸手を上げて送り出す仕組みを作ります。富士山のゴミ拾いよろしくお願いします!

…と超主観で書き並べてみましたが、我ながら非常に素晴らしい会社だと思います。これを参考にしてみようかなという経営者の方がいましたらぜひ僕を雇ってください。

ステップアップナビゲーター

ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ

(https://office-fanfare.com/nagahamahiroki/)

他のナビゲーターたちのコラム

テーマ
「やりがいをもって働ける会社のポイント」

自分だけの“やりがい”を見つけよう

今回で3回目のコラムとなる。前回は、沖縄での仕事の探し方について話してきたが、今回は、やりがいをもって働ける会社の特徴や、自分自身でやりがいを見つける方法について詳しく解説する。

“やりがい”とは何か?

働くうえで“やりがい”を感じる瞬間は、人それぞれ違う。ある人にとっては、社会に貢献している実感を得ることに“やりがい”を感じ、別の人にとっては、自分のスキルが向上し、成長を実感できることに“やりがい”を感じるかもしれない。重要なのは、自分にとっての“やりがい”を明確にすることである。

自分が何を大切にし、どのような環境で力を発揮できるのかを知ることで、仕事における方向性が見えてくる。また、明確な目標を持つことで、日々の業務が目指すべきゴールに向かう道筋となり、モチベーションの維持にもつながる。

“やりがい”を自分で見出す力

また、“やりがい”は必ずしも会社が提供してくれるものだけではない。むしろ、自分自身で見出す力が求められる時代である。
どのような仕事でも、視点を変えることで“やりがい”を見つけることができる。たとえば、ルーティン作業であっても効率化や改善を工夫することで達成感を得たり、自ら率先して同僚や上司を巻き込み、チームで目標を達成することで”やりがい“を感じられたりする。

“やりがい”を外部に依存せず、自分の働き方や視点で見出す力を鍛えることで、どんな環境でもポジティブに働けるようになる。その結果、自らが主体的に動くことができ、周囲からの信頼も高まるだろう。

“やりがい”を感じられる会社の特徴

もちろん、会社選びも“やりがい”を見つけるために重要なポイントである。以下のような特徴を持つ会社は、やりがいを感じやすい環境を提供してくれる可能性が高い。

【評価基準が明確】努力が正当に評価される環境では、成果を出すモチベーションが高まる。

【成長している会社】伸びている企業では、新しい挑戦や自己成長の機会が多い。

【人材輩出企業】社員の成長を大切にし、多くの優れた人材を輩出している会社は、キャリアアップにもつながる。

また、会社の理念やビジョンが明確で、社員がその実現に向けて一体となって取り組める環境は、働きがいを感じる上で重要である。さらに、上司や同僚との関係性が良好で、互いにサポートし合える文化があると、日々の仕事の中で安心感を得ることができる。

まとめ

“やりがい”とは、自分にとっての価値観や目標を基に見つけるものである。そのためには、まず自分の仕事の軸を明確にし、会社だけに依存せず“やりがい”を見出す力を磨いていこう。同時に、自分に合った環境を見つけ、そこで自らの価値を発揮することで、充実したキャリアを築いていくことができる。

自分自身で仕事の楽しさややりがいを見出し、それを最大限に活かす力を身につけることで、どのような状況でも前向きに働けるだろう。その結果、仕事を通じて得られる喜びが、人生全体の充実感にもつながっていくのである。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)


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地元ならではの仕事探しノウハウ

「沖縄での仕事の見つけ方」ですか~…
それこそ、この文章を読んでいる人は求人情報を掴みに行っている能動的な人だと思うんですけど、「沖縄」の「人と人との関係性が近い」という意味で言うと“どんな事が出来るか”や“今私は仕事を探している”ということを上手にアピールしてオファーを待つって手もあるんですかね。

あとは、個人的な指標なんですけど、やりたい職種を目指すというのがやはり一番良いと思いますね。人って「やりがい」「人間関係」「条件」の3つのうち2つが欠けると仕事辞めたくなるんですって。この中で一番不確定要素が少ない(自分の中に答えがある)ものって「やりがい」じゃないですか。
ですから、給料とか福利厚生とか色々考える前に、自分が仕事で達成したいことは何なのか、何が好きなのかを考えていく方が、結局一番の安定に繋がると思います。

僕、高校生の時に求人情報を一旦閉じて『ここで働けたら良いなぁ』くらいのテンションで「バイト募集していますか?」って3件くらい電話掛けたことありますよ。まぁ門前払いでしたけど、今は人手不足のところが多いので一度問い合わせてみるのも有りなんじゃないですかね。アグレッシブな印象を与えられるのは良いと思いますし。ズケズケ来るなぁって思われたら思われたでそこまでの関係というか。求人とか面接ってお見合いみたいなもんですから。

もう「待ち」じゃなくて「攻め」の姿勢でガンガン行って良いと思いますよ。
特に営業職とかを志している人はその時点で一次予選クリアって感じじゃないですか。「その突破力、弊社にも欲しい…」って初手で印象付けることができるんですから。

沖縄の人って(僕も含めて)自己PRを苦手とする人が多いので、そこのアピールができる人は、仕事探しの時点で頭ひとつ抜きん出る気がします。

あ!これも非常に大事でした。似たような仕事内容と条件なら、その職場の通勤ルートが家から見て「上り」か「下り」かってことです!

朝の那覇行きの車線なんて渋滞にハマったらとんでもないですからね。あれは修行ですよね。そうなったらもう諦めて、車内をいかに充実させるかみたいな考えにシフトしていった方が良いですね。

仕事を決めて引っ越しするなら俄然、下り方面ですね。今回のテーマである「沖縄での仕事の見つけ方」ですが、結論は「下り方面」です。

ステップアップナビゲーター


ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ


初めての就職、20代で学んだこと

ラジオのパーソナリティという職業は「就職」とはほど遠いものです。番組1本いくらという形でギャラをもらいつつ、週末は司会やイベントのオファーが来ればありがたく仕事をこなし、結果的に今月の収入はいくら…という完全なる自営業。さらには半年に一度の改編期には、番組が続くか終わるかの契約更改まであります。

ナレーター・声優・バスガイド、喋る職業は多々あれど、固定給があるのは放送局員であるアナウンサーだけと言ってもいいでしょう。ラジオの中では明るく楽しく喋っているパーソナリティも、その裏では「嗚呼、安定収入。嗚呼、ボーナス」とほぼ全員が思っているはずです(そうだよね?)。私は一度、住宅ローン審査の時に、「謝絶」というハードな文字を突きつけられたことがあり、己の社会的信用力の無さを痛感したことがあります。

あいにく、私の祖父母はパーソナリティとアナウンサーの違いがよく分かっていないので、安心してもらうべく便宜上「あなたたちの初孫は立派なアナウンサー」ということにしています。

ただそんな私も20代の半ば、会社員として固定給をもらっていた時期がありました。

某県内のIT会社で、企画やイベント運営の仕事をしていたんです。わずか2年間ばかりでしたが、出会いに恵まれまして当時の先輩・同僚には「ヤギ汁を一緒に食べるMさん」や「今の日本のロックシーンをどう思うかを語り合うSさん」など、退職後も繋がっている方がたくさんいます。

勤務最終日に、ある先輩から掛けられた言葉が今でも忘れられません。

「ナガハマ君、人間は節目節目で生きているわけではないからね。今後もよろしくね」

所属や立場が変われど、個と個のつながりは確かに残っている。そして何より、仕事上だけの淡泊な関係ではないということを確認できた気がして嬉しくなりました。なんて良い言葉なんだ!と感銘を受けた私は、今では自分がはなむけの言葉を贈る際に使わせてもらっています。

よく「出会いと別れは繰り返す」と言いますが、現代はSNSなどもあり、去り際に何度も振り返ってしまうような別れはなくなったのではないかと感じます。「新たな出会いを続けていく人生」の時代になったと思います。

仕事の醍醐味は新たな出会いだと思っていますので、このコラム執筆での巡り合いも楽しみにしています。もしかしたらこれを読んでいるあなたが、私に何かしらの融資の審査を通してくれる未来に期待して。

ステップアップナビゲーター


ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ



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