-vol.181
年齢を聞かれて面接まで辿り着けない( 匿名希望 30代女性 職歴/事務職6年 )
Q.
正社員の仕事を探しながら、派遣で繋いでいます。面接をお願いしようと希望企業に電話をかけると、年令を聞かれ、「それでは先に履歴書を送付して下さい」と言われ、履歴書を送っていますが、面接まで辿り着けません。
アポイントの段階で年令を答えないといけませんか?面接が受けられない理由が年令のせいではないかもしれませんが、とても気になってしまいます。
A
年令で採用を決めているとすれば、適切でありませんね。もしそうならば、こちらからお断りしたいくらいですし、労働局に情報提供してもいいと思います。まだまだそういう企業があるという話も耳にします。情けないことです。
ただ、あなたが前職と同じ事務職を希望するなら、それは経験・未経験含めて応募者の多い職種です。そこを突破しなければなりません。あなたの場合、事務職6年の経験はアピールポイントとしてとても有効ですので、それを伝えることに集中してください。
職務経歴書は、応募書類の中で最も有効な武器といえます。職務経歴書は履歴書と一緒に送っていますか?そして、職務経歴書ではあなたの強味がしっかりと伝わる内容に仕上がっているでしょうか?もう一度点検してみてください。
事務職6年を通して主に携わった仕事、任された仕事、成果をあげたこと、仕事遂行のあなたのスキルや資格、仕事で身に付けたことを整理して書きます。
それから、仕事に取り組むときの心構えや志望動機も職務経歴書で伝えましょう。
採用にあたって企業側が見るのは、能力・心構え・志望動機の三つですから、それを分かりやすく、見やすく、整理して書くことが第一関門突破の秘訣なのです。
不採用が続くとへこんでしまいがちですが、あなたの能力を必要とする職場はきっとあります。厳しい雇用環境ですが、前向きに就職活動に取り組んでください。自分を売り込むという行為の中で、人はまた一つ成長するものです。この活動はきっと今後のあなたの仕事に役立ちます。
あなたが希望の仕事に就けるよう祈念しています。
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