-vol.148
広告と実際の求人に大きく違いがあった（ Oさん　40代　女性 ）

Q. 面接をしたのですが、先方にふりまわされて大変でした。広告と実際の内容が違ったりすることはありますか?
面接にきたのに面接もしないで遠いという理由で、別の所の電話番号を渡され、そこにかけなさいと言われ帰されました。朝早く着いたのに…。
言われた番号にかけてみると、募集はして無いと断られました。無駄な時間でした。　

A 求人情報誌では、残念ながら広告掲載の段階で見抜けないこともあります。求人広告と実際が違うことはあってはいけないことですが、まれにあるのです。
ですから、読者からのクレームがあると素早く動いて、求人広告に虚偽の情報が掲載されないよう努力をします。悪質かつ意図的な虚偽とわかった場合は、掲載をお断りする場合もあります。
Oさんが受けた処遇は、度を過ぎていると思います。求人広告との違いについては、早急にその広告が掲載された求人情報誌へ「クレーム」を出してください。各社、クレームに対処することが「信頼できる求人情報」へ近づく一つの方法になっています。
今回の件は、同じ求人広告を扱う業界の一人として、とても恥ずかしく思いました。辛い思いをなさったことと思います。本当にすみませんでした。
ですが、全ての企業がそうではありません。真面目に誠実に頑張っている企業は他にたくさんあります。
就職活動ではOさんが動くことによって、良くも悪くも多くの情報が飛び込んでくるはずです。それらの情報は、Oさんが次にどう動くべきかを示してくれる貴重な情報なのです。
いろいろと苦しいこともあるかもしれませんが、この活動がいつかきっと役に立つことを信じてください。
ややもすると、へこんでしまいそうになるかと思いますが、へこまない工夫を見つけ出してください。Oさんなら、きっと出来るはずです。
Oさんが、前向きに更なる就職活動をされるよう望みます。めげないでください。へこまないでください。応援しています。