地域若者サポートステーション
厚生労働省委託事業
(実施団体:NPO法人サポートセンターゆめさき)
地域若者サポートステーション(以下、サポステ)は厚生労働省委託事業として、15歳~49歳までの方を対象とした就労支援機関です。
沖縄市の「地域若者サポートステーション沖縄」、浦添市の「地域若者サポートステーション琉球」の他、名護市と石垣市にも支援機関があります。
利用者層としては、20代が最も多く、40代、30代と続きます。
40代はいわゆる就職氷河期世代で雇用情勢が厳しい時期に就職活動を行い、現在も様々な課題に直面している世代のため、利用者が多くいます。
また、コロナ禍で離職を余儀なくされた方がPCスキルを身に付けたいと学び直しに利用される場合もあります。
PC講座の他、履歴書の書き方・添削、面接の練習も好評です。
個別面談でまずは支援員との関係性を構築して、週1日・月4〜5日程度でセミナーを組みます。できることを増やしていきながら必要なものを伸ばしていくことで自信がつき、前向きに仕事について考える土台ができていきます。みなさん平均半年程度で就職されています。
例年、新規利用者は120〜140名の目標を掲げ、就職者は80〜90名前後を達成しています。
特に20代は社会経験が浅く、「どんな仕事があるのか?」わからない方もいるため、まずは仕事理解やハローワーク求人票の見方からスタートする場合が多いです。
スマホで簡単に仕事や企業について情報が得られますが、偏った情報に過剰に反応し、決めつけてしまうこともありますし、何を見たらいいのか、選択したらいいのかわからないという声もあるので、情報の取り方についてもお伝えしています。
また、年代問わず、登録者の半数前後が自身の方向性が見出せずに来所されています。
面談は、いきなり仕事探しではなく、まずは自己理解を深めるためにワークシートなどを活用して、自分が好きなことや得意なことを整理します。
毎月講座やセミナーを多数開催しています。
興味がある所から個々のペースに合わせてスケジュールを組み立てていきます。
PC講座や農場体験、メンタルヘルスやストレスマネジメントが学べる、臨床心理士セミナーも人気です。
「次の一歩が踏み出せない」、「自身のことがわからず悩んでいる」、「就活に難しさを感じている」そういった方にサポステがあることを知っていただきたいです。
実際にサポステを利用して就職されたOB・OGの座談会を沖縄にて毎月開催しています。
少数で話しやすい環境で、当事者であったOB・OGから体験談などが聞けるため共感し、一歩踏み出す勇気をもらえるかと思います。
就職がゴールではありますが、就職後も希望者は支援を継続していきます。安心していつでもまた通える場所でありたいと思っています。
特徴的な取り組みなど
1期(6~7月)・2期(10~11月)の2期で生活訓練と就職準備訓練を合わせた職業訓練です。※下記は事例の一部
【職業理解】
グループワーク、ビジネスマナー、
職場体験(4~5日間)
【自立に向けたプログラム】
心理トレーニング、
DIY、スポーツ、農場体験、金銭管理、インプロ、
ボランティア、ものづくり、
合宿(4泊5日間)
【資格取得】
日本情報処理検定講座(Word・Excel)
下記は一例です。
スケジュールなど詳細はお問い合せください。
●農場体験
●初めてのサポステ説明会
●就職活動セミナー(履歴書作成など)
●PC講座(Word・Excel/基礎~3級)
●スポーツコミュニケーション
(レク・ゲーム)
●臨床心理士セミナー
(メンタルヘルス・ストレスマネジメント等)
●ボランティア活動(簡単な作業)
●ものづくり
●ヤル気!Switch!
(Switchでコミュニケーション)
●あつまれOB・OG座談会
(サポステ利用者交流会)
※サポステ沖縄のみ
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